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誰のための脱毛? 時代は「自分のために脱毛をやめる」
グアパワックスにシュガーリングがやってきて早2年。
ブラジリアンワックスは、なんともう9年目。
これだけやってると、施術しながら時代の流れが読めてくるもんです。
私はシュガーリングだけでなく、ブラジリアンワックスも、自分のためにやってもいいし、彼氏やパートナーのためにやってもいいし、嫌ならやらなくてもいい、と唱え続けてきました。
そして今、新しい感性は「自分のために、脱毛をやめる」時代にさしかかっています。
その名も、「Body Hair Pride」。
(とはいえ、脱毛することが皆無になるわけではなさそうですが)
VOGUEに面白い記事を見つけました。
ジェネレーションZは「Z世代」と言われている、自分らしくあることが一番美しい、と考える世代です。
性別や年齢などでくくらない、ジェンダーレスなスタイルも特徴的ですね。
今までファッションや美容は「流行」があって、今もあるのだけど、それに乗れていないと遅れてる、という時代でなくなっています。
むしろ誰もしていないスタイル、主張があることが求められている気がします。
この兆候は世界中で始まっています。
下着メーカーもファッションブランドも、ただ細くて手足の長いモデルを起用するだけでなく、ちょっとお腹が出ていたり、すきっ歯だったり、低身長だったり、私たちにより近い人物像を起用することでファンを獲得しています。
あのVictoria's Secretだって、今は私たちに親しみやすいモデルを起用しています(もちろん手の届かないようなスーパーモデルもいるのだけど)。
その延長線上に、「脱毛していることが美しいなんて誰が決めたの?」というスタイルがあります。
腋毛やすね毛、ましてやアンダーヘアを脱毛していることが、どこかで「誰かのための脱毛」になってしまって、それに息苦しさを感じた人たちが、ついに立ち上がったわけです(大げさ?)。
私は8年前にブラジリアンワックスサロンをオープンしてから、ずっと言い続けていることがあります。
それは、自分だけの「美しい」を見つけてほしい、ということ。
誰かが「これをすれば美しく見えるよ」とか、「こういう人が美人だよ」とか、そういうことを真に受けて美しさを目指すんじゃなくて、自分で自分を愛して、自分が納得のいく美しさを追求して欲しい。
そのリストに、たとえ「アンダーヘアの脱毛」がなくたって、あなたは十分美しい。
ただ、あなたが考えて、アンダーヘアがあることでかぶれてしまったり、ニオイが気になったり、鏡に写った下着姿に自信をなくしたりするから脱毛したい、というのであれば、私は喜んでお手伝いしたい。
(ちなみに、こんな記事もあります。「私たちの体毛は”恥“じゃない【クラーク志織のハロー!フェミニズム】」可愛いイラストが体毛を許してくれています)
先日、とある話で「男性は変化に気付かない」と言っていた女性がいたんですが、髪を切ったことに気付かなかった男友達に対して
「せっかく気付いてもらいたくて可愛くしてるのに、何も言ってくれないと寂しい気持ちになる!」
と言っていた女性がいて、むっちゃくちゃ可愛くて抱きしめたくなりました。
全方位に向けて美しくなりたくても、全然アリだよね。
私は全ての美しくありたい女性を応援しています。
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GUAPA WAXは2023年、
BEYOND WAX上野店に生まれ変わりました。
https://beyondwax.net/
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